鉄血のオルフェンズ 23話までの感想

14話~23話の感想。

22話、23話と次回予告の読み手がオルガ、三日月ときていて、物語も終盤だな~という感想を持っています。最後の次回予告は誰なんだろう。クーデリアかな、普通に……。アトラは1話で担当したし。

最終回が近付くにつれ鉄華団の行き先に暗雲が立ち込めていると言いますか、「人々を幸せにするため地球に行く」というクーデリアの目標に反して、地球に来てからの鉄華団員たちは正直あまり幸せには見えません。まあ、幸せの形なんていうのは人それぞれなんでしょうが(それを言っちゃあおしまいだ)、みんな死にそうで怖い。いや、みんな死ぬのは知ってるんですけど。

私は三日月とオルガが好きなんですけど、多少作画が不安定なときはあるものの、ふとしたときに「顔が良いな……」と思ってしまいます。特に三日月。うす暗いところで目だけギラッとした表情が顔の造りとベストマッチしていて良いですね。

それから、オルガについて思うことがひとつありまして、ストーリーとはマジで全然関係ないんですけれど、私はオルガが好きな故にメリビットさんのことがあまり好きでない……。

メリビットさん、オンナを出しすぎじゃない? と思うのは私だけですか?

メリビットさん、オルガに過干渉ですよね。おそらくあれは母性なのだろうなということは分かります。独りよがりな母性。オルガ含め鉄華団員たちを初めから「子ども」であると認識している彼女は、物語前半に登場したクランクと同じように、子どもが戦いに参加し殺し合うことに勝手に倫理的違和を感じ、嫌悪感を覚え、その価値観を団のリーダーであるオルガに押し付けているわけです、たぶん。子どもを守るべき「大人」としてのメリビットさんと鉄華団員たち「子ども」の構図なんでしょうけれど、オルガとメリビットさんの会話シーンやメリビットさんがオルガを見つめるシーン、とりわけ後者を見ていて、「オルガとメリビットさん、なんかセフレっぽいな」と思ってしまうのです。

まさかそんなことはないので、オルガにも、メリビットさんにも、彼らのファンにも、謝ります。すみません。でも、なんか、裏でメチャクチャ乱暴なセックスしてそう。爛れてそう。オルガを見つめるメリビットさんの視線に「母性」というより「女」を感じてしまうときがあります(ホントすみません)。

たぶん、ふたりともに色気がすごいからでしょうね。メリビットさん、別に色気はないでしょと言われればうーんという感じなのですが、同世代くらいに見えるフミタンと比べたときに、やはり艶っぽさを持っていると思います。「大人」というよりむしろ「大人の女」という感じ。ハンカチもね、「女の匂いだ」って言われていましたね。

でも私はオルガが好きなので、また、ユージンたちとは異なり「『そういうこと』には興味がねえ」みたいなスタンスが彼を彼たらしめていると思っているので(そこが名瀬との対称でもあるし)、女の影が出てきたら泣いてしまう。これが実は「裏でメリビットさんのことをメチャクチャに抱いてました」とか言われたら嫌(だからそんなことないってば!)。

すみません、下品な感想で。クソ女オタクのごく個人的な意見として読んでいただけたら幸いです。あと数話でおしまいなのが少し寂しいですが、その先の2期も楽しみです。3期はないのでまあみんな2期で死んでしまうんだろうなという絶望感はありますが。みんな幸せになってほしい。死ぬにしても、幸せだと思える瞬間があったと思いながら死んでほしい。

以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。ではまた!