Would you cry if I died

 

こんにちは。

いきなりですが、私は最近毎日死にたいです。

やらなきゃいけないことが多くて気が狂いそうなのです。

でも自傷行為はしたことないし、怖いし痛そうなのでしたいとは思いません。自殺もしたいとは思いません。ただ、死にたいのです。希死念慮かといえばそうかも、でも自殺願望ではない。

どちらかというと、「早めに死にたい」。

すごく不謹慎なのはわかっているけれど、そう思います。思わない日もあるけれど、思う日が最近多いです。インターネットの匿名質問掲示板で経験者の対処法を募りたかったのだけれど、死にたくて気が狂いそうになったことのない3人の人たちから「お前が甘えているだけ」という回答が来ただけでした。そのときはなんかアホらしくなっちゃって、ネットの自称大学生にマウント取ってるネットユーザーもかわいそうに思えちゃって、「ま、いっか」となったんだけれども今日またぶり返しちゃった。

やらなくちゃいけないことをやれば済む話なんですよね。それですべて解決するのに、なんか腰が上がらない手が動かない。ホントはブログ書いてる場合でもないかもしれない。

学校には毎日行っています。行けばみんな親切だし、勉強も楽しいし。でも、どこか余裕がなくて、ちょっと人には言えないような悪いことをしてしまいました。バレたらどうしようかと、それもストレスの一因になっています。もう二度としない。死んでもしません。ほんとうにばか。こんなこと、このブログが誰にも見られていないから書けるんだけど。

タイトルは、Pricilla Ahn の Fine on The Outside からです。言わずと知れた米林宏昌監督の名作『思い出のマーニー』の主題歌です。

私はスタジオジブリ作品が大好きです。聞かれれば、「いちばん好きなのはせんちひ」と答えるけれど、たぶん、好きのカテゴリーがいくつかあって、そのカテゴリーのひとつのトップが『思い出のマーニー』です。

公開当時、私は映画館に見には行きませんでした。そのころの私には映画を見る習慣があまりなかったし、そのうちテレビでやるだろうと思ったので。見に行った当時の友達のひとりが「まあ、普通だった」と言っていたのもあります。

おそらく、中学生当時に見ていてもそんなに刺さらなかったのではないかなと思います。でも、いまなら、理解できます。どうして誰かにはこの映画が刺さって、誰かには刺さらないのか。

杏奈という孤独感にまみれた女の子が主人公だからです。そして見る人は彼女に感情移入するからです。

孤独を知らない人が楽しめないわけじゃないけど、知っている人の方が杏奈ちゃんの気持ちは分かる。たぶん、痛いほどわかる。孤独と言っても人によって程度の差はあるだろうけれど、どんな孤独でもいいです。初めから誰/何もい/ない孤独でも、誰か/何かを失った孤独でも。

留学中、近くのちょっと大きな映画館でマーニーをやっていたことがあって、ホストシスターと一緒に見に行きましたが、上映後、ふたりして放心状態でした。彼女もまた、孤独な高校生だったから。

この映画は、初見がいちばん楽しいタイプの映画ではないです。何度も何度も、なんなら自分の人生経験を重ねるごとに見え方が変わってくる映画だろうと思います。でもいつ見ても、ロマンチックで美しくてイノセントな芸術です。見たことがない人にはぜひ薦めたい。ちなみに私は予告編だけで泣けるし主題歌やらサントラやらを聞くだけで泣けます。

And think of who know my name. Would you cry if I died, would you remember my face?

メロディはとてもゆったりしているけれど、歌詞はなかなかタフなんですよね。歌詞っていうか、もはや「ことば」だと思っています。耳障りも良いし、たまに頭の中にポロッと流れてくる。

私が死んだら、誰かが私のために泣いてくれるんだろうか? 私の顔を覚えていてくれる人はいるのか? たぶん答えはNOです。泣いてくれたり覚えてくれてたりする人間がいたほうが良いのかな。そこは個人の価値観によってまちまちな気がしますが。

長くなってごめんなさい。ここまで読んでくださった方がいらっしゃったら、ありがとうございました。やらなきゃいけないことをします。